新潟県の【黒埼茶豆】がGI登録

2017年08月03日
ニュース

★新潟県の【黒埼茶豆】がGI登録


新潟の夏の美味しい逸品として有名な黒埼茶豆ですが、平成29年4月に農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されました。新潟では初めて、枝豆としても全国で初めてのGI登録となります。
今では全国的にも知られるようになった新潟県の枝豆は、作付面積では全国第1位、しかし出荷量では第7位とは不思議です。それはひとえに新潟の枝豆があまりに美味しく、県民がよく食べるから。つまり、農家の人たちは作った枝豆を全て販売するのではなく、家族、親戚、知人の間でかなりの量を消費してしまうからです。
高タンパクでありながら、脳の活性化を促すレシチンや肝臓の働きを助けるビタミンB1、B2、C等が豊富に含まれている枝豆は、夏バテ防止、疲労回復と身体に良く、冷酒やビールに最適な食べ物と言えます。

★地理的表示(GI)保護制度とは

地域には、長年培われた特別な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性により、高い品質と評価を獲得するに至った産品が多く存在しています。
これら産品の名称(地理的表示)を知的財産として保護する制度が「地理的表示保護制度」です。
登録産品は現在35品あり「夕張メロン」「松坂牛」「下関ふぐ」等、様々な農産物が登録されています。

 

美味しい枝豆の茹で方

mame1

             枝豆   200~300g

             塩    40g

             水    1リットル

mame2 枝豆はざっと洗った後、キッチンバサミで
両端を少し切り落とします。
そうすることで、味がしみ込みやすくなります。
面倒な人は、茹でた後にざるに1時間上げて
おけば、豆の中まで味がしみ込みます
mame3 40gの塩の約3分の1の量を枝豆にふりかけ、
両手でゴシゴシすり合わせて産毛を取ります。
塩がしみ込みやすく、うま味がアップします。
1リットルのお湯を沸騰させ、残りの塩を入れ、②の枝豆を入れます。
(枝豆に塩がついた状態で入れてください。)
mame4 お湯が再沸騰してから約4分、少し固さが
残る程度まで茹でます。
1つ食べて判断してください。
お湯を捨ててざるにあげ、冷まします。
一気に冷ますほうが色鮮やかになるので、
うちわなどで扇いで冷ましてください。
しょっぱいのが好きな人は、塩ふりをしても
OKです。