新潟のためだけにサッポロビールが醸造した「風味爽快ニシテ」
全国にもその名が知れ渡る新潟の最高級ブランド枝豆「黒埼茶豆」
一緒に食することそれは贅沢の極みなんです!!
新潟のためだけに。サッポロビールが新潟へ感謝の意味を込めて醸造した新潟限定ビイルです。
なぜ新潟? 実はサッポロビールと新潟は深いつながりがあるのです。
サッポロビールの生みの親・育ての親は新潟県人だったのです。
中川清兵衛(与板町 現長岡市)
ドイツでビール醸造の修行を終えた後、
主任技師として迎えられ開拓使麦酒醸造所が設立されました。
その後、冷製「札幌ビール」を発売し、大きな評判を呼びました。
大倉喜八郎(新発田市)
新潟県新発田市の実業家であった大倉喜八郎は開拓使麦酒醸造所を受け継いで、
大倉組札幌麦酒醸造所を経て札幌麦酒会社へと発展させます。
帝国ホテルなど多くの事業を展開し、大倉財閥を築きました。
サッポロビールの歴史は新潟なくして語れません。そんな新潟に感謝を込めて醸造したビールが
新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」。
ネーミングは初代ビールの宣伝文「風味爽快ニシテ健胃ノ効アリ」から付けられています。
料理の味を引き立てる「爽やかさ」がありながらしっかりとした「旨味」を持ったビールです。
茶豆って???
茶豆は枝豆の一種です。茶豆の見た目は普通の枝豆と同じですが、香りが非常に豊かで特にゆでた時の甘い香りが特徴です。豆の莢(さや)の中に薄い皮があり、その薄皮が茶色なので茶豆と言われる由縁となったようです。昔は稲作の盛んな地方で田の余った土地を利用していたので、決して主品目という訳ではありませんでした。次第に米に代わる作物として挙がったのがこの茶豆で、後に特産品へと普及することになります。
新潟市名産 黒埼茶豆とは???
7月下旬から8月上旬にかけて西区黒埼地区で出荷される茶豆です。実の入り(豆の太り)より、味を優先するため、うまみのもとになるアミノ酸が多く含まれる8分の時期に収穫するそうです。サクッと砕ける歯ごたえとともに、優雅な甘味と芳醇な香りが口中に広がり、醸し出される独特の風味は、えだまめの王様と言われる所以です。栽培が難しい品種ですが、良好な栽培技術で生産されたものは、中生(なかて:8月収穫)のえだまめでこれほどの味と香りを持つ品種はないと言われ、新潟市の誇る産品となっています。
こぼれ話
昭和初期、小平方地区(現 新潟市西区)の農家の娘が山形県鶴岡市へ嫁ぎ、茶豆の種子を譲り受けたことで物語は幕を開けます。この茶豆の種子は、娘の里帰りとともに同地区に持ち込まれ、気候・土壌に合うよう改良が重ねられました。更に、昭和40年代に入ると農協・生産組合・行政による品種改良や採種事業が進み、各集落へ茶豆の配布が可能となりました。当事の黒埼村長は、この茶豆を「くろさき茶豆」と命名し、それが今日のブランド名へと引き継がれています。
空腹に飲むと酔いやすいと言われるように、アルコールは空腹だと胃に吸収されやすいので、基本的にはお腹に何かを入れてから飲んだ方がいいです。ビールと枝豆というのは、定番中の定番ですが、それには根拠があります。枝豆は、タンパク質、脂質、ビタミンB1、B2、C、リン、カルシウムなどの豊富な栄養素を含んでおり、特にビタミンCは、ミカンと同じくらい豊富に含まれています。
ビールのおつまみに枝豆というのは、味覚の面だけでなく、偏りがちな栄養を補う意味でも、相性はバッチリです。
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